The ONIGUILI Digest- Feb. 2024
暖かくなって春が近づいたかと思えばまた寒くなり、寒暖差が激しい今日この頃。体調崩されませんようご自愛くださいね。2月の振り返りです。
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今回の目次
1. 最近感じていること
2. 気になったウェブサイト
3. 読んだ本
4. 雑記
💭 What I Felt Recently
最近感じていること
ZIZOに入って5ヶ月。「まずは半年」という目標を優に達成できそうです。「会社に馴染むってこんなに簡単だったの?」とさえ感じています。基本的には完全リモートではありますが、2月から3月初旬は用事もあり週1くらい出社し、その度にいろんなディレクターさんやデザイナー・エンジニアさんと話すよう心掛けていました(デザイナー・エンジニアはほとんどいませんが笑)。制作したものに対して気軽に意見をもらったり、いろんな話題を共有できたり、美味しいもの食べたり、会社っていいなぁ〜と実感しているところ。仕事がパツパツでないときは気軽に出社できるようなフットワークの軽さを持ち合わせたい……。
継続できるか、馴染めるか、というのが一番の懸念点だったので、とりあえずはひと安心です。ZIZOには今いろいろな課題があるけれど、「いいものを作りたい」「上手くなりたい」という同じ目線を持つメンバーと時間を共有できるのはこの上なく幸せです。より良い方向に進められるよう自分も日々頑張らなければと思っています。
💻 A Website That I Liked
気になったウェブサイト
👉 itshoh
FVのコンセプト的な文言とその周りに配置されてあるフォントサイズの小さい文言、再生ボタンなどのレイアウトがグラフィカルで格好良い。左側に配置しているロゴパーツとの距離感なのか、右上の「TM」の配置が効いているのか、バラバラに見えずまとまりがある。全体的にテキストの行間を狭く、そして大文字であることでブロックとして捉えられるためレイアウトにメリハリが付いている。「OUR VIBE」のセクションではカードがマウスによって傾く3D演出や、フッターのアニメーションなど遊びもあり見ていて飽きないデザインになっている。
👉 LE FRUIT
パリ拠点のクリエイティブスタジオ。FVに書いている通りサイト内でもバリアブルフォントを多用していて、ホバーした際のアニメーションが気持ち良い。プロジェクトページへはシームレスに移動しストレスのないページ巡回が可能。
フォントはベーシックなGroteskフォント(Noi Grotesk)を使用しているが、サイズやウェイトの強弱を上手く組み合わせてメリハリの効いたレイアウトになっている。AboutページのAwards等のセクションタイトルが「HOMERUN」なのもユニーク。
👉 Concept Capers
個性的なイラスト、カードをすべて裏返すと紙吹雪が出てくる仕掛け、クリックするとアイコンが飛び出す遊び、WORKエリアとPLAYエリアが選択でき、デザインは共通ながら異なるトンマナ・内容をカードを裏返すかのように行き来することができるなど、全体を通してポップで遊びの効いたデザイン。スクロールに連動する視差効果でキャラクターの並びが立体的に見える部分は覚えておきたいアイデア。フッターでは要素をドラッグして遊べたり、その他細かい部分にもたくさん遊びがあって見ていて楽しい。
👉 Portfolio of CHEVALIER Valentin
🔗 https://www.valentin-chevalier.com/
タイトル等にスタイリッシュで特徴的なフォントを使用し、全体的にシンプルなデザイン。それゆえに、3D的に回転させながら見ることができるプロジェクトのサムネイルや角度を付けながら表示されるテキスト、モヤモヤとした形から徐々に表示される画像など、所々に効いているスパイス的表現やアニメーションがより印象的に見え、飽きずに閲覧できる。「TRY ME」をクリックしてサイト全体のカラーテーマが数種類変えられる仕掛けも素敵。Webflowで制作。
📚 Books That I Read
読んだ本
👉 思い出トランプ
「日常生活の中で、誰もがひとつやふたつは持っている弱さや、狡さ、後ろめたさを、人間の愛しさとして捉えた」という紹介文が気になり購入。直木賞を受賞した「花の名前」「かわうそ」「犬小屋」を含む13話からなる短編集で、それぞれ外からは見えない、人々が抱えているダークな部分などが短い1話にまとまっている。短いがゆえに感情の浮き沈みもあっさり消えていく。1話が短いため何度かに分けて読めたのも良かったが(2月前半はオフィスへの移動中などに少しずつ読み進めていた)、その短い中でこれだけのドラマを書かれたのか、と、この薄い1冊の中にあるたくさんの表現から様々に想像させられたことに驚いた。
👉 さみしい夜にはペンを持て
読んだ方の感想で「文章を書きたくなる」というのを見て、どんな風に突き動かされるのか楽しみにしていた本。最初から最後まで、ひとつのストーリーの中に「文章の書き方」が詰め込まれてあり、難しくない言葉でとても読みやすかった。もっと文章力を養いたいという自分の後押しをしてくれた本。挿絵も素敵だったが、特に章のタイトルはアニメーションが思い浮かぶような描き方で魅了されてしまった。
👉 月の立つ林で
青山美智子さん作で前回読んだ「猫のお告げは樹の下で」と同様、優しいストーリー。1章目からずるずるとストーリーに引き込まれていった。2章に入ったとき、1章とのつながりを感じて最後まで続く。全体を通しての登場人物をつなげる手法に感嘆。家族ネタに弱くなったか、3章以降は涙が止まらない。
こちらも凪良ゆうさん同様、以前担当していた生徒さんに教えていただいた作家さん。教えてくれてありがとう🙏 好きな作家さんとなりました。
✍️ Memo
雑記
Digestの配信が遅れるようになってきました。2月が終わる数日前まではしっかり覚えており書き始めてもいたのですが、あっという間に3月も数日が過ぎていました。反省。これを配信したら、3月の振り返りをボチボチでも書き始めなければ。
2月は英語学習がまったくと言っていいほど出来なかった。でも読書は1ヶ月を通してしていた気がします。限られた時間の中で、すべて同量にやっていくのは難しいですね。英語なんかは「なぜモチベーションが続かないんだろう?」としょっちゅう思うのですが、そう感じている段階でダメだと気付きました。定期的にTOEFLやIELTSなどを受けて、都度ゴールを決めなければなぁと、学習方法を見直そうかと思っています。
今回から「気になったウェブサイト」の記載方法を若干変えてみました。レビューを英語で始めたのはいいものの、英語学習自体が進まずこちらも止まってしまうという事態に。そもそもなぜレビューを始めたか?を改めて思い出し、少なくとも日本語では継続できるようにしていかなければと思い。習慣化できるようになるまで辛抱して続けなければ。
やはり仕事に集中し始めると他のことが疎かになってしまうので、仕事もしっかりメリハリをつけてやっていかねばと思っています。この調子だと、3月もあっという間に終わりそう。4月の子どもの幼稚園入園に向けていろいろ準備もしなければいけないし、チェックリストを作り取りこぼしがないように気を引き締めて頑張ります。
年度末、皆さんもお忙しいことと思います。体調崩されませんようご自愛ください🙏